栄養バランスって?

普段から食生活が乱れていて、栄養バランスが偏りがちだと感じる事がありますが、どうしたらバランスが良くなるのかを具体的に解らない人も多いはずです。

 

栄養バランスが偏った食事を食べていると、次のような病気になるリスクが上がります。

 

ご飯やパンなどの主食に含まれているでんぷんなどの糖質は、細胞を動かすエネルギーとして必要です。だけどエネルギーを摂取しすぎると、肥満や糖尿病などの発症リスクが高まります。

 

食事全般に使われている塩分も、おしんこや味噌汁などの和食に多く使用されています。

塩分を取り過ぎる事で、高血圧になり易くなり、脳卒中になるリスクが高まります。

また塩分が濃い食事を摂取し続けると、胃の粘膜にダメージを与えて胃がんになる確率が上がります。

 

肉や揚げ物などに多く含まれる脂質を摂りすぎると、肥満症を起こしたり、脂質異常症で血管が詰まりやすくなり心筋梗塞や脳卒中などを引き起こしやすくなります。

 

また野菜や果物などに多く含まれるビタミンや、ミネラルや食物繊維などが不足すると、便秘や貧血やがんのリスクが高まります。

 

こういった病気のリスクを下げるために、ごはんやパンなどの主食と、お肉や魚料理などの主菜と、サラダや酢の物などの副菜とスープや味噌汁などの汁ものを偏りなくバランスよく食べる事が重要です。

 

そこで栄養バランスのいい食事について、詳しく説明します。

官庁が発表しているご飯やパンや麺類などの主食と、野菜やきのこやいもや海藻類を使った料理の副菜と、肉や魚や鶏や大豆を使った料理の主菜と、牛乳やチーズなどの乳製品と果物の割合は次のような割合で摂取するのが理想だと発表しています。

 

主食は、1日ごはんならば中盛で4杯程度の分量が理想です。

副菜は野菜やきのこやいもや海藻料理などを5皿程度食べた方が、食物繊維やビタミンやミネラルが摂取できて良いと発表しています。

たんぱく質の摂取のために主菜は1日3品程度で、牛乳や乳製品が2品で果物も2品程度摂取するのが理想だと書かれています。